ブックパンケーキのテーマ(2020年7月~9月)

テーマ(1) 「考えてみよう! 愛のこと」な一皿
タイトル著者出版社
1 明日の僕に風が吹く乾 ルカ∥著
KADOKAWA
2 ぞうさん まど・みちお詩集まど みちお∥詩
童話屋
3 わたしたちはいのちの守人
岩貞 るみこ∥著
講談社
  1. 中ニで引きこもった有人は、離島の全校生徒が5人の高校に一年遅れで入学します。人と人との濃密な関わり合いの中で、有人は徐々に心を開き、自分を見つめ直します。
    恋や友情、家族愛に夢への思いが詰まった物語です。
  2. まどみちおさんは104歳で天寿を全うするまで、小さなものや幼いものたちに心を寄せ、暖かい詩を作り続けました。その詩の多くは「自分が自分に生まれてよかったな」という喜びにあふれた詩です。
    懐かしい詩の数々に、もう一度出会ってみませんか?
  3. 生まれる時も病気の時も、私たちは当たり前のように看護師さんたちにお世話になっています。彼らがどんな思いで自分のスキルを磨いているか、また患者さん愛にあふれた仕事ぶりにも触れられ、頭が下がります。

テーマ(2)「地球の未来と環境」な一皿
タイトル著者出版社
1 グレタのねがい
ヴァレンティナ・ キャメリニ∥著 杉田 七重∥訳
西村書店
2 図解でわかる14歳からのプラスチックと環境問題 
インフォビジュアル研究所∥著
太田出版
3 地球環境図鑑
 わたしたちの星の過去・現在・未来
デヴィッド・デ・ロスチャイルド∥総監修
ポプラ社
  1. 15歳で環境活動家として一躍有名になったグレタ・トゥーンベリさん。
    「名前は聞いたことあるよ。でも何をやっているの?」という方もいるかもしれません。
    現在も活動中のグレタさんを通じて、環境のことや自分から動くことを学んでみませんか?
  2. ビニールの買い物袋が有料になったり、プラスチックストローの使用が控えられたりと、身の回りのプラスチックの使用を抑えようとしている現在、ぜひご覧いただきたい本です。
    プラスチックの基礎知識、問題点、リサイクルなどがまとめてグッとつかめますよ。
  3. サブタイトルに「わたしたちの星の過去・現在・未来」とあります。"地球ってどういう所?"という基本から、「極地」「砂漠」「熱帯林」などの生態系や現在の状況、これからの問題点などがわかります。
    わたしたちに何ができるかのヒントがたくさんつまった1冊です。

テーマ(3)「触れてみよう日本の文化や言葉」な一皿
タイトル著者出版社
1 方言と地図
 あったかい47都道府県の言葉
井上 史雄∥監修
冬野 いちこ∥絵
フレーベル館
2 イラストでわかる日本の伝統行事・行事食
谷田貝 公昭∥第1部監修
坂本 廣子∥第2部著
合同出版
3 すがたをかえるたべものしゃしんえほん 6
宮崎 祥子∥構成 文
白松 清之∥写真
岩崎書店
  1. この本は方言の成り立ちと豆知識等を紹介しています。また、かわいいイラストといっしょに地図が描かれており、どこの県の方言かわかりやすい一冊です。
  2. 日本の伝統行事を解説した「伝統行事編」と特別な日に食べる各種の料理をレシピ付きで説明した「行事食編」があり、1冊で両方のことがわかる本です。どうしてこの時期にこういうことをするのかなと疑問を持ったことのあるあなたにお勧めです。
  3. 身近な食べものが材料からどう変わっていくかを追いかけるシリーズ「すがたをかえるたべものしゃしんえほん」の6巻です(現在1~15巻まで発行)。6巻は大豆からしょうゆができるまでを追いかけます。