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第7回 袋井宿7 どこまでが袋井宿?

 

今回で、7回にわたって紹介した袋井宿は一度、終わりにします。


では、最後に、一体「袋井宿」とはどこからどこまでを指すのか、御案内しましょう。


実際には東西二つの「御料傍示杭」という杭が設けられており、これによって宿場の範囲は明確に別けられています。つまり、この杭と杭の間が「袋井宿」なのです。絵図を見ると、街道に沿って家並は、すきまなく続くけれども、東側の杭の外側は袋井村、西側の杭の外側は川井村として別けられています。


イメージとしては、街道に沿って家がすきまなく並ぶ町場の景観を漠然と「宿場」と呼ぶのだと、私も理解していたのですが、大きな間違いでした。(山)

 

参考文献

  • 『東海道分間延絵図』 (R291 ト 10)

※袋井市の歴史を調査研究の場合は袋井・浅羽図書館の郷土資料コーナーをご利用下さい。