袋井市立図書館
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2017年11月号:図書館だより

だれでも、いつでも図書館に。

~音声誘導装置などを設置しました。~ 

袋井図書館及び浅羽図書館では、玄関に視覚障がい者向け音声誘導装置を設置しました。これは、小型送受信機を携帯した視覚障が い者が玄関に近づくと、天井に取り付けた音声誘導装置に反応し、図書館の受付カウンターまでの案内を音声で誘導するものです。
 また、袋井図書館では、障がい者駐車場(1台分)を玄関東側に移設し、一層ご利用いただきやすくなりました。浅羽図書館では、西川基金からの寄附金により音声読み上げ・拡大読書機『よむべえスマイル』を導入しました。
 図書館は、今後も、どなたにとっても利用しやすい図書館を目指します。

11月~12月イベントのお知らせ

【軽便鉄道駿遠線クイズ】 開催中~11月12日(日曜日)
浅羽カウンター前で問題用紙配布中
浅羽図書館、郷土資料館、歴史文化館の3館でクイズラリーを実施しています!

【手づくりスタンプをつくろう&本のリサイクル市】 11月12日(日曜日)午前9時30分~午後3時
浅羽 「ふれあい夢市場」に浅羽図書館も参加します。ペットボトルキャップを使ったスタンプ作りと、本のリサイクル市イベントを行います。

【ストーリーテリングの会】 12月3日(日曜日)午後2時~2時30分 袋井 2階視聴覚室
語り手が覚えた昔話などを語ります。(対象)どなたでも。大人の方もぜひどうぞ。

【新聞記事データベース活用講座】12月8日(金曜日)午後1時30分~2時30分 袋井
市内図書館でご利用いただけるデータベース「静岡新聞データベース plus日経テレコン」の操作法講座です。新聞記事の検索や、ビジネスに役立つ情報を得るのに役立ちます。

講師 幸田 広志さん(静岡新聞社総合メディア局メディア事業部)
定員 先着9名
対象 基本的なパソコン操作(キーボード入力)ができる方
申込み 受付開始 11月15日(水曜日)9時30分から
袋井図書館へ来館またはTEL0538(42)5325

【布絵本製作講座】 12月12日(火曜日)午後1時~4時 浅羽 浅羽図書館2階視聴覚室
お子さん、お孫さんのために布絵本を作ってみませんか。 基礎を学びながら、簡単な布絵本を製作します。

講師 港 京子さん
定員 先着10名
対象 18歳以上
材料費 500円
持ち物 裁縫道具・布切りばさみ・色糸(あれば)
託児 先着5名(未就学児)
申込み 受付開始 11月21日(火曜日)9時30分から
浅羽図書館へ来館またはTEL0538(23)6801

★12月は、その他にもイベントを行います。次号以降で順次お知らせします。

おうちでよみたいおすすめえほん

『ウルスリのすず』
(ゼリーナ・ヘンツ/文 アロイス・カリジェ/絵 大塚勇三/訳 岩波書店/刊)

 ウルスリは高い山に住む小さな男の子です。鈴の行列のおまつりで大きな鈴を持ちたかったのですが、大きな子達に先をこされ、もらったのは一番ちっちゃな鈴でした。くやしくてウルスリは山の小屋に大きな鈴がかけてあったことを思い出し、取りに出かけます。ようやく山小屋につき、大きな鈴を持ち帰ります。鈴の行列では大きな鈴を持って、得意顔で先頭を歩きました。
 初版は1973年。スイスでは今も親しまれている絵本です。アルプスの自然や人々の生活、文化が素朴な絵から伝わってきます。続巻にウルスリの妹や羊飼いのお話があります。どれも子どもの心に沿っていて、遠い国の話でも子ども達は共感することでしょう。(小学生くらいから)

小学3年生からのおすすめ本 この本、読んでみーよぉ!

『それ ほんとう?』
(松岡 享子/ぶん 長 新太/え 福音館書店/刊)

 「あめりかうまれの ありのありすさんが あるあきのあかるい・・・」など、同じ字のつく言葉を集めて作ったナンセンスなお話がたくさん集まった本です。
“あ”からはじまる言葉だけではなく、“い”から“わ”まで50音順にのっていて、どの詩も最後に「それ ほんとう?」で結ばれています。
 言葉の組み合わせのおもしろさをたっぷり味あわせてくれる本で、声に出して読んだり、読んでもらったりすることで、言葉のリズムも楽しめます。緑と赤の2色の挿絵もユニークです。

図書館職員おすすめの1冊

『プリズン・ブック・クラブ』
(藤倉 克則/監修 幻冬舎/出版)

 小さい頃、家にあった子ども向けの図鑑。自分の知らないたくさんの物事を眺めるのが楽しかった。あの頃は、身の回りに“知らないこと”が満ち溢れていた。
 近年は、科学や研究が進み、解明される謎が増えてきたが、まだまだ謎が多いのが、極限の環境にある「深海」だろう。不思議な生態の生き物たちが暮らす、漆黒で高圧の世界を写真で垣間見るのは、好奇心が刺激される。
 その奇妙で奇抜な姿形をじっくりとみて欲しい。(K)

本の展示コーナー

袋井図書館 一般書 「どう生きる!?=11月は子ども・若者育成支援強調月間~」
児童書 「クリスマス・ふゆのえほん」
YA 「芸術の秋と袋井の彫刻特集」
浅羽図書館 一般書 「ささやかな楽しみ、人生の喜び。
 ~いろいろな趣味の本~」
児童書 「どうぶついっぱい」
月見の里学遊館図書館分室 一般書 「年末年始の本」
児童書 「クリスマス・お正月」

伝えたい袋井のあゆみ(第92回)

御霊信仰と袋井20 ― 祇園の杉の祠④―

 前回は磐田市に残る三ヶ所のオカリヤ(御仮屋)のうち、旧太田川右岸に所在した新出村・東脇村の2事例を紹介した。今回は、天竜川左岸の磐田市富里(旧豊田町富里)の事例を紹介しよう。
 富里という地名は土地改良事業によって昭和51年に成立した新しい地名で大字(おおあざ)匂坂西・匂坂下・気賀東の一部が新たに富里となったものである。
 内山真竜の『遠江風土記伝』によると元は匂坂郷という郷村であったが、正保年間(1644~48年)の頃に六村に分轄して(村切りという)匂坂上村・匂坂中村・匂坂新村・匂坂西村・匂坂中之郷村・匂坂下村がそれぞれ成立したという。
これらのうち旧匂坂西村(匂坂西下組)に祇園の杉の祠「オカリヤ」が伝わっている。匂坂西下組といえば、今は「大めし祭り」と呼んでいるが、かつての修験道行事である「強飯式(ごうはんしき)」という全国的にも希少な伝統行事が継承され、民俗学の世界では名の知られた地区である。
「大めし祭り」というのは正月行事(当たり日は1月11日)で、新しく迎えた嫁を接待し、お椀に山盛りの御飯を食べさせるもので、一種の通過儀礼であった。なぜこのような、修験道行事が継承されているかというと、匂坂周辺は気賀組という山伏や陰陽師集団が地域の治水や用水の掘削に関わる神事を行い、末裔が分散して居住したことから、その儀礼が民衆の間に継承された珍しい事例なのである。
 村の鎮守である諏訪神社の境内では、七月中旬の日曜日に、今も祇園の行事としてオカリヤを作っている。その内容は、朝から新竹と杉の葉で作り、完成すると本殿前に設置し、津島神社の御札を祀って提灯を飾り、御神酒を供えて、参加者が順番に参拝して終わるというものである。現在は、境内の林の中に捨てられ朽ちるのを待つが、本来は祭礼終了後、天竜川に運び、村内の厄と共に流していた。(山)

【詳しく調べるには】静岡県史民族調査報告書第十一集『富里の民俗-磐田郡豊田町-』(S 380 シ 11)が参考になります。

新着本からピックアップ!

どの図書館でも借りられます。但し、取り寄せとなる場合があります。

一般書
『学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本300』 東京・学校図書館スタンプラリー実行委員会/編著 ぺりかん社 (019.5 ガ)
『「ポスト真実」の時代』 津田 大介/著 祥伝社 (070.4 ツ)
『子や孫にしばられない生き方』 河村 都/著 産業編集センター (159.6 カ)
『海賊がつくった日本史』 山田 順子/著 実業之日本社 (210.1カ)
『平成の天皇制とは何か』 吉田 裕/編 岩波書店 (313.6 ヘ)
『検証働き方改革』 日本経済新聞社/編 日本経済新聞出版社 (366.1 ケ)
『受けたい介護がすぐわかる手続き便利帳』 小泉 仁/監修 青春出版社 (369.2 ウ)
『一流の学び方』 清水 久三子/著 東洋経済新報社 (379.7 シ)
『人を襲うクマ』 羽根田 治/著 山と溪谷社 (489.5 ハ)
『世界一まじめなおしっこ研究所』 金子 大輔/著 保育社 (491.3 カ)
『知識ゼロからWi‐Fiがぜんぶわかる本 [2017]決定版』 洋泉社 (547.4 チ 17)
『100均手ぬぐいリメイクBOOK』 ブティック社 (594 ヒ)
『おいしいってなんだろ?』 伊藤 まさこ/著 幻冬舎 (596.0 イ)
『書いて伝える接客英語』 広瀬 直子/著 KADOKAWA (673.3 ヒ)
『美しいものを』 花森 安治/[画] 暮しの手帖社 (726.5 ハ)
『母と子のためのハイキング&キャンプ』 東 麻吏/編・著 地球丸 (786 ヒ)
『芸能人と文学賞』 川口 則弘/著 ベストセラーズ (910.2 カ)
『ファインダーズ・キーパーズ 上・下』 スティーヴン・キング/著 文藝春秋 (933.7 キ 1)
『きっと誰かが祈ってる』 山田 宗樹/著 幻冬舎 (F ヤ)

児童書
『外国の本っておもしろい!』 読書探偵作文コンクール事務局/編 サウザンブックス社 (019 ガ)
『ざんねんな偉人伝』 真山 知幸/著 学研プラス (280 マ)
『危機の現場に立つ』 中満 泉/著 講談社 (329 ナ)
『わたしのクマ研究』 小池 伸介/著 さ・え・ら書房 (489 コ)
『子どもの手芸楽しいかわいいボンボン』 寺西 恵里子/著 日東書院本社 (594 テ)
『列車で行こう!』 櫻井 寛/写真・文 世界文化社 (686 サ)
『恐竜のおりがみ』 川畑 文昭/著 誠文堂新光社 (754 カ)
『恋する熱気球』 梨屋 アリエ/著 講談社 (913 ナ)
『しっぽがぴん』 おくはら ゆめ/作 風濤社 (E シ)

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